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失敗例 : 安易な値引き!

最近は、弁当屋の値引き競争がとても激しくなっております。
都心部では、お昼のお弁当で、「298円」「300円」というような、超格安のお弁当を専門に販売しているところも増えております。

私は安易な値引きは絶対におすすめしていません!

小さなお弁当屋さんが値引きをしてしまうと、結局は、赤字が増え、資金繰りに困り、最終的には閉店になってしまうものです。

下記に値引きをすることのデメリットを記載しましたので、ご参考いただき、なるべく、値引きをしないようにしてください。

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弁当屋が値引きをすることのデメリット!

1. 値引きはお店の経営を悪化させるだけ!

値引きをすれば、ほぼ確実にお弁当の売上を一時的に伸ばすことが出きます。
300円未満で販売すれば、もちろん、お弁当の販売数は増えるでしょう。

ただ、一品あたりの利益は大幅に減ってしまうため、原価率が上がり利益が非常に少ない状態になってしまいます。

お弁当を作る手間・人件費、店舗家賃・運営費などの経費を考えると、結局、お店の収支は薄利または赤字になり、オーナーの収入はかなり少ない額になってしまいます。

値引きをして、短期的な売上・利益を少しでも得たい気持ちはわかりますが、値引きを継続させれば、長期的には、ほとんどメリットを得られず、損失が増えるだけになる可能性が高いことを認識しなければなりません。

2. 安かろう、悪かろうのお店になる

値引きをすることで、お弁当の原価に割くことができる金額が大幅に減ってしまいます。結果的には、安いけれど、あまり美味しくないお弁当を提供することになり、お客さまのイメージはあまり良くないものになります。

結局、かなり安いのに、それほど多く売れなくなり、お店は赤字店舗になってしまう可能性が高くなります。

以上が、値引きのデメリットです。

値引きを安易に行うよりも、お弁当の味・メニュー・品質に改善を加えて、圧倒的に美味しい・個性的なメニューを作ることに、努力をしましょう。そうすれば、高くても売れるようになり、利益率は高くなります。

美味しいことで、リピーターも増え、お店に利益もしっかりと残すことができ、オーナーも満足できる収入を得ることができるようになります。

ぜひ、値引きをしないで、お弁当を売ることにチャレンジしてください。

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